お願いだから読んでください。認知症の人の気持ちをしるVR体験について。

   

2025年には高齢者の五人に一人が認知症を患うとされているそうです。

そこで東京都の企業が認知症の人がどんな場面でどんな不安や恐怖を抱いているかをVRの技術を利用した体験会を開催しました。

VRゴーグルを着用したあとに見えるのは、ビルの屋上から下をのぞいた景色。行き交う車が小さく見え、三六〇度見渡せ、まさに自分が屋上の縁に立っているような感覚です。

「落ちる…」。思わず身をすくませると、男性の声で「右足からゆっくり」と促されるそう。

画面は変わり、ある家の玄関先。「お帰りなさい」と家人が現れ、先ほどの映像は施設から送迎車で帰宅した自分が、下車を促されている場面だと気付く。まるで、高いところから突き落とされるような感覚になり、ここから降りるなんてとんでもないと思ってしまうみたいです。

体験は一回数分間だけど、このほかにも、電車の中で目覚めるとどこにいるのか分からない状況も再現しているそう。また家に見知らぬ男が現れたり、ケーキの上を虫がはい回ったりする「幻視」も体験できます。

参加者の多くが、不安だらけで認知症の方の気持ちを理解したそうです。

ある参加者の一人は「八十四歳になる認知症の母の気持ちが少し分かった。電車の乗り換えができず責めたことも反省させられた」と話したみたいです。

体験会を主催したシルバーウッドの下河原忠道社長は、「認知症そのものではなく、認知症の人が生きづらい社会が問題で、変わるべきはわれわれ」と感じ、今回の体験回を主催したそうです。

僕は親と一緒に暮らしているんですが、ふとした時、親も歳をとったなぁって思うことがあります。あと何年かしたら認知症になってしまうかもしれません。その時にしっかり親を支えられるようにしないといけないと思いました。親を大切にするのは当たり前のことだけど、今回の体験会の模様を通して、改めて考えさせられました。

参考:http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201703/CK2017032202000176.html

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